君が僕らを悪魔と呼んだ頃(5)
内容紹介
街の灯を見下ろすビルの屋上で、全てを思い出した斎藤悠介は、一ノ瀬明里と向かい合う。夜の底で響く呪詛から逃れるために、死の輝きは、なによりも魅力的だった。殺し合い、愛し合った果てに、ふたりはいま、知れ切った結末を迎える。――それでも、いつか。この命に、価値を見出せるように。
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