螺旋じかけの海

内容紹介
「ヒトの線引きからあぶれた生き物を好きにしていいのなら、私も私を好きに扱っていいだろう――?」
遺伝子操作が産業として発達し、人間であることの線引きを自由に操作することすら可能となった世界。
水没した街の残骸で暮らす人々の中には、人間以外の動物の遺伝子を持つ「劣った」者が存在する。遺伝操作を生業とする生体操作師・音喜多(おときた)。
自身も何種もの異種遺伝子を抱え、自分を実験体にし続け生きる彼の元に、様々な事情を抱えた者たちが訪れる――。
「人間と他の生物を分かつものは何か」月刊アフタヌーンで不定期連載された読切連作、作者再編集によるデジタル新装版として配信(内容は2015年10月に配信された講談社版とほぼ同一です)
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![]() | (4)「ただ異なっているだけで人を踏みにじっていいのなら あたしだって世界に復讐する権利があるはずよ」遺伝子操作が産業として発達し、水没した街の残骸では人間以外の動物の遺伝子を持つ者が混在して暮らす世界。 遺伝操作を生業とする生体操作師・音喜多の元に様々な事情を抱えた者たちが訪れる。 基準外キメラの連行が続く街で、よく当たると評判の盲目の占い師が現れた──「千を視る蛇」66P。 合成酵母菌による密造麻薬が流行る水没街、薬屋の女店主の秘密とは──「樽の中の芥子畑」64P。 上記2編+番外編「午後の海上にて」を収録。作者個人制作による続刊です。 |
未購入600pt |
![]() | (5)「私が何者かの答えを与えてくれる者は、この世にいない そんな答えを探すのはやめた」遺伝子操作が産業として発達し、水没した街の残骸では人間以外の動物の遺伝子を持つ者が混在して暮らす世界。遺伝操作を生業とする生体操作師・音喜多の元に様々な事情を抱えた者たちが訪れるバイオSF「螺旋じかけの海」。 海中から届く信号は誰かの脳波?その正体とは──音喜多の出自にまつわる長編「海を飼う者」 前中後編 計197ページを収録。 商業誌終了後、作者個人にて続編を制作した「人間と他生物を分かつものは何か」を問う生物系SF、完結! |
未購入700pt |
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