シアワセノカタチ 39歳からの不妊治療

著者名:
ジャンル: 文芸

内容紹介

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「『不妊症』とは、心の病だと思う。子供が欲しいと思ってしまったばかりにかかってしまった病。努力しても叶わないことに落ち込んで、検査の結果にダメージを受けて、他人の妊娠出産に自分を重ねて暗くなり、1ヶ月のあいだにやる気が出たり沈んだり。死ぬわけじゃないし、治療しなければ痛みだってない。望まなければ気づくことさえないやっかいな病。欲しいと思って叶わない瞬間からが病の始まりだった」(本文より)

20代~30代を仕事と趣味に生きてきたルミコは、36歳で結婚。日々に追われそれなりに幸せで充実した結婚生活の中で、ふとよぎる「子供」「妊娠」「出産」そして「不妊」というワード。結婚をして子供を持つのが夢……というわけでもなかった。まだ自分自身の人生を楽しみたいような気もする。本当に子供が欲しいのか明確な答えは見つからないまま30代も残りわずかとなり、出産のタイムリミットに背中を押され、不妊治療の世界へと足を踏み入れます。

☆電子書籍版あとがき付

【目次】
◇プロローグ
◇Part1:不妊なの?
◇Part2:40歳の不妊治療
 不妊治療の基礎用語1
◇Part3:初めて灯った光
◇Part4:不妊の迷宮
◇Part5:卵巣の余命とステップアップ
 不妊治療の基礎用語2
◇Part6:体外受精、初めて物語
◇Part7:これからどうする?
◇Part8:迷いのトンネルの中
◇Part9:最終チケット
◇Part10:さよなら、不妊治療
◇Part11:シアワセノカタチ
◇エピローグ

【著者プロフィール】
ルミコ(本名・島田宣子)。フリー文筆家。昭和女子大学短期大学部卒業後、編集プロダクション勤務を経て現在に至る。女性誌・音楽専門誌・実用情報誌など、雑誌媒体を中心にインタビューやコラムを多数執筆。著書に『頭のいい女、悪い女の話し方』『ことば美人』(宝島社)、『好かれる人の魔法の言葉』(こう書房)、他。
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