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内容紹介
男でも女でもない身体……ボクの性別は“恋をする相手”で決まる……。――アネスタチア王国の皇太子アヤトは男でも女でもない未分化の体を持ち、男に恋をすると女になり、女に恋をすると男になるという。ある時、アヤトは辛辣な美青年・ユーゴと出会う。彼に会って変わってゆくアヤトを見つめるクールな護衛官ナギ、兄LOVEの皇太子弟・スイ、幼馴染みの美少女リリ……。それぞれに生まれた新たな感情。果たして、アヤトは男になるのか、それとも――。
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![]() | (1)男でも女でもない身体……ボクの性別は“恋をする相手”で決まる……。――アネスタチア王国の皇太子アヤトは男でも女でもない未分化の体を持ち、男に恋をすると女になり、女に恋をすると男になるという。ある時、アヤトは辛辣な美青年・ユーゴと出会う。彼に会って変わってゆくアヤトを見つめるクールな護衛官ナギ、兄LOVEの皇太子弟・スイ、幼馴染みの美少女リリ……。それぞれに生まれた新たな感情。果たして、アヤトは男になるのか、それとも――。 |
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![]() | (2)『おまえの心臓スゲー音してるぞ……』皇太子が放つのは、男女を問わず惹きつける甘い香り、それは、誰も抗えない強烈な恋の魔力……。男でも女でもない未分化の体を持つ皇太子アヤト。女ではなく男になりたい彼に、父親は「男になるということは国王になるということだ」と跡を継ぐことを強要する。激しく抵抗するアヤトに付きつけられた条件。それは……“1ヵ月以内に結婚相手を見つける”ことだった。 |
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![]() | (3)『私が……あなたなんかに恋心を抱くわけないでしょう?』皇太子から発せられる香りに惑わされて口付けるのは、恋ゆえか?それとも気の迷いなのだろうか?--1ヵ月以内に結婚相手を見つけなければならないアヤトに、ユーゴは今のままでは無理だと言い放つ。さらに、ナギの存在はアヤトのプライベートの邪魔だと詰め寄るのだった。ナギはユーゴに、アヤトには今後一切近づくなと宣言し、ユーゴはアヤトの自由を条件にそれを了承してしまう……。 |
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![]() | (4)ブラック家のお茶会で、アヤトが目にしてしまったのはユーゴと他の女生徒のキスシーン……。なぜか涙の止まらないアヤトを引き止め、深く口付けるユーゴ。そんな姿を目にしてしまったナギは? そして、スイのとる行動は? ブラック家の双子の姉・アレクサンドラと弟・ロベールも加わって、アヤトをめぐる美しき闘いは混迷を極めるのだった……。 |
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![]() | (5)身体の不調が止まらないアヤトは亡き母の遺してくれた手紙により、自分が恋をしていることに気がつく。その瞬間、気持ちを抑えられずに自らその相手に唇を重ねてしまうアヤト。そんな姿に心をかき乱された護衛官・ナギは禁断の薬に手を出してしまうのだった。アヤトの恋をした相手が男なら、身体が女性へと変化を始める……その恐怖に震えるアヤトのためにナギが考えた方法、それは――!? |
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![]() | (6)アヤトのユーゴへの恋心を否定したいナギは、ブラック家の双子に協力してもらって仮面舞踏会を開く。目的はアヤトの花嫁選び。アヤト自身もユーゴに恋をして身体が女の子になってしまう恐怖から、女性に恋をしようと努力するのだが……。仮面舞踏会では、ユーゴを敵視するスイの思惑も絡んで……。恋だけでなく陰謀も複雑に絡みあい、絡まったアヤトの運命の糸は解けるのだろうか。 |
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![]() | (7)仮面舞踏会では、男装のアレクサンドラ、従者として陰から見守るナギ、異常なまでの執着愛を持つ弟スイ、強引に唇を奪うユーゴと、アヤトに気持ちを寄せる男たちが集結していた。そこで、アヤトが自分の想いに確信を得る出来事が起こる!? その結果として、アヤトをめぐる陰謀が正体を現すのだった。アヤトはやっと見つけた自分の愛を貫くことができるのだろうか……。naked apeが描く王宮ラブロマンス、ついに完結!! |
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