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「逢見るい」作品一覧
逢見るい
文芸
ロマンス
「おまえをふった男が後悔するように、とびきり美人に撮ってやるよ」カメラマンの神島さんはそう言って笑っ…た。人気急上昇中のグラビアアイドル・皐月リンは最近、失恋したばかりだが、今は仕事に燃えていてタヒチのビーチで撮影ロケの真っ最中。神島はデビュー当時、撮影で泣くほど厳しくされた苦手な相手だったはずなのだが、彼の意外な本心を聞いたリンは、月夜のビーチで……。
艶のある黒髪、端正な横顔に、少し骨っぽい手の甲……わたしは、そんな、若くして院長を務めている…明良先生に恋をしている。動物病院で働く新人獣医のわたしは、包み隠さず「好きだ」というオーラを全身から放っているのに、明良先生はちっとも相手にしてくれない。だから……診察台の上に鎖で縛りつけられて、明良先生に調教されている夢を見る。ある日、疲れて待合室のソファで眠ってしまっていると、近くに明良先生の気配が。またいつもの夢だろうと思い、わたしは積極的に迫ってしまった。「明良先生――、好き」夢の中だけはせめて、目いっぱい好き好き言わせて、甘えさせて欲しい。しかしそれは……夢?それとも、現実?。
「んっんん…お兄ちゃ……んっあ!」十歳の時、親の再婚で兄妹になった私たち。頭がよくてカッコいいけれど…、いつも気難しげな顔の兄だけど、私にとってはずっと憧れの人だった。でも、高校時代、眠っている兄を誘惑した私を兄は避けるようになり……。今はアメリカで大学講師をしている兄とはもう何年も会っていない。その兄が、私の結婚式のために今夜、帰ってくる。私、お兄ちゃんに言ってほしいことがあるの――!?
「んぅ…あぁっ」「モジモジしてる。気持ちいいんでしょう? 」若手人気作家の夏河先生の担当編集兼恋人の…私はベッドの上で彼に組み敷かれている。ホテルで開かれた忘年会で他の男性作家にセクハラまがいに身体を触られていた私を見た夏河先生に、最上階のこの部屋へと連れ込まれ――他の男に触らせた「おしおき」と称して、先生は私の両手をネクタイで縛りあげた。甘くて、ちょっぴり意地悪なお しおきで、めちゃくちゃ感じさせられて……。
若い世代にイケメン官能小説家として人気の夏河先生。憧れていた私は編集担当になって嬉しくて、あわよくば…恋人に…なんて浮かれていた。ところが外見はもちろん美形だけど、中身はクールな大人の男などではなく子供っぽい意地悪で私をからかってばかり。私は女として見られてないみたい。それでも夏河先生に一目惚れしていた私は、この恋を諦めるため他の人と付き合ってみるのだが、いつもセックスが原因で破局。「不感症なのかも」と落ちこむ私に先生は目を閉じさせ耳元で囁いてきた。「今日はここでシタイ――」
教養
サブカルチャー
かつては浮気されまくりだったという逢見るいが、自らの経験をもとに「浮気されないいい女」になる方法を伝…授。大切なのは、「類は友を呼ぶ」ということ!自分が変われば、自然と一途な彼はゲットできるんです!さぁ、浮気する彼とはさっさと別れましょう。大丈夫!「たった一人の女性を愛し続けるいい男」って結構いるものなんですよ☆
小説(国内)
40代前半の上司・立花と欲望を昇華させたあと、ふいに知華はぽつりと言い渡された──「もう、終わりにし…てほしいんだ。これっきりにしてくれないか。頼むよ」。29歳の知香は、多くを望んでなどいなかった。週に一度はホテルで会って、抱きしめてくれたらいい──知華はいつも二番目だ。バイト先のオーナー、大学時代の講師…彼女の身体の上を舐めていった男たちには決まった相手がいた。立花もそうだ。先妻が無くなったあと選ばれた再婚相手は知華ではない。立花の家でのホームパーティが企画され、何も知らない同僚たちとともに知華は出向いた。そこで立花の先妻との息子、美少年の真琴に痴態を見られてしまい…行き暮れる女の発情の結末は。【著者略歴】逢見るい(あいみるい) ─ 横浜出身。講談社主催の漫画シナリオ大賞にて、生まれて初めて書いた作品で最優秀賞を受賞。しばらく休筆期間をおき、2009年頃から本格的に書き始める。翌年には、女性向け官能小説にて電子書籍著者年間ランキング1位獲得。TL小説や官能小説を精力的に執筆、コミック原作なども手掛ける気鋭の女流作家。
小学生の頃から私に「好き、好き」と言い続けてきた幼馴染みで弟の友達でもある陽輔。ガキんちょだった彼も…二十歳になった今は、ドキドキするようなイケメンに。ある晩、弟の部屋で酔っぱらった彼を介抱するはめに。年下のくせに、いつの間にか逞しい大人の男になっていた陽輔にベッドに押し倒されて……!?
「抱かせてあげるから、言わないでよ」同じ文芸サークルの杉木にそう告げる美衣。先週、ラ…ブホテルから教授と一緒に出てくるところを、杉木に目撃されてしまった。教授は文芸サークルの顧問で、一人ぼっちで性格の悪そうな美衣を「文芸サークルに入らないか」と声をかけてくれた人。そんなふうに見てくれることが嬉しく、何度かデートを重ね、身体の関係を結んだ。そんな矢先のことだった。「抱かないよ。あんたのことなんか」そう言い放つ杉木の目は、刺しつけるように冷たい。「でも、本当は、初めておまえを見た瞬間から……──」ドサリ。気がつけば美衣は天井を仰ぎ、床で組み敷かれていた。
「お前の、感情的なあの顔、すげぇそそられた」一馬の元へ嫁いだ瑞穂は、政略結婚ではあったが、お互いを愛…し合い、甘い新婚生活を送っていた。瑞穂の気がかりは結婚式の途中で席を立ってしまった兄のこと。寂しさを感じている瑞穂を一馬は海に誘う。忙しい一馬との二人きりの外出に胸躍らせる瑞穂だったが、何故だか瑞樹の妻も一緒に出掛けることに。義姉に優しくする一馬の姿に、瑞穂は内心穏やかでなく…。
あの女ができなかったことも、あの女がしてくれなかったことも、わたしが全部、シテあげている。わたしの乳…房に挟まれた熱が、さっきよりもより熱く感じる──いじめられっ子だった奈々には昔から憧れていた幼馴染の大輔がいた。独りよがりで、強引で、ほろ苦い記憶しかくれなかった彼の結婚式に、幼馴染枠で招かれた奈々は、いつしか新婦の観察をしてしまう──数か月後、勤め先のフィットネスクラブに大輔が突然訪ねてきたところから、奈々の人生は大きく動き出した。離婚の憂き目に早くも陥った幼馴染の「奈々ちゃんには甘えちゃうんだ」という囁きは……女の幸せの形を深く抉り出し、思い詰めた果ての愛を照射する、静かな狂恋の物語!!【著者略歴】逢見るい(あいみるい) ─ 横浜出身。講談社主催の漫画シナリオ大賞にて、生まれて初めて書いた作品で最優秀賞を受賞。しばらく休筆期間をおき、2009年頃から本格的に書き始める。翌年には、女性向け官能小説にて電子書籍著者年間ランキング1位獲得。TL小説や官能小説を精力的に執筆、コミック原作なども手掛ける気鋭の女流作家。
「はい、あーんっ」薄い茶色のサラ髪に、大きくて綺麗な二重瞼の瞳。筋の通った鼻筋に、薄く女性的…な唇。そんな美少年の佐野が差し出すのは、いつも休憩で食べているケーキ。「……あの、摘まむの、やめてって、言ってるんだけど」「だって気持ちいいんだもん」洋菓子店でウエイトレスをしている碧依は、いつも休憩で一緒になる大学生アルバイトの佐野に、ケーキを食べながら二の腕の肉を揉まれている。「四つも年下のくせに、バイトのくせに、後輩のくせに、ため口で子ども扱いをして、なおかつ二の腕を摘まむんだから」と、碧依は怒っているが、目の前で佐野が笑えば、顔はゆでだこのように赤くなっていった。ほんのり甘くて、気持ちがあったかくなる、逢見るいのラブストーリー。ぜひお楽しみください。
私は二十七歳、主婦雑誌の編集者。隣の過激なアダルト本編集部の風間さんから受けるセクハラは日常茶飯事、…そのうえイケメンだけどミスの多い後輩・速見のフォローのために残業続き。それでも仕事もプライベートも一生懸命頑張っていたのに、恋人には「君は強いから一人でも平気だよ」とフラれる始末。落ちこんだ私の心と体の隙間に入り込んできたのは羊の皮を被った年下の狼君! 残業中、会社のトイレで巧みなキスといやらしい指づかいに喘がされて……!?
女子会やガールズトークが大好きな20代美人作家が最近の女の本音をズバリ書き下ろした噂のSEX How… to本。男友達や彼氏には言いにくくて、言えなかったSEXに対する、最もしてほしい理想のSEXや、最近の女性が求めているSEX事情を赤裸々に紹介。
広告代理店で働く私と同僚の山岸はこれまでいくつもヒット企画をモノにしてきた。私はいつしか仕事の相棒以…上の想いを彼に……。山岸の自宅で打ち合わせをする予定だった夜、ゲリラ豪雨に降られて、ずぶ濡れになった私たち。お風呂を借りて体を温めていると、突然雷で停電! 暗闇の中、怖くなった私は山岸を呼び、思わずそばにいてと頼んで――!?
女性誌の編集をしている優樹菜は、まだ無名の若いパティシエ・大輝の作ったケーキに感激! ハンサムな大輝…と彼のスイーツを雑誌で大々的に紹介すると、一躍人気者に。優樹菜が喜ぶ一方で、本人は「スイーツ王子」などと、まるでアイドルのように、もてはやされることに複雑な心境。そんな折、新作ケーキの試食に店へ呼ばれた優樹菜は、大輝に突然、告白される。「ちゃんと拒否しないと、承諾を得たと調子にのりますよ」強引なキスは、なぜか甘く官能的で……。
レンタルビデオ店でバイトをする女子大生・千夏は男友達の翼と年下の妹のような恵梨奈の3人で仕事の後、休…憩室で映画鑑賞をするのが楽しみ。その夜も恋愛映画を堪能したのだが、翼が「もう1本観よう」と勝手にAVを流し始めて……。気まずい雰囲気になるかと思いきや、恵梨奈は興味津津で! AVに煽られて興奮した3人は、いつしか、画面とシンクロするように淫らな行為に没頭――!?
真琴と亜子。異性ではあるが、大学時代からの親友であり、今はセフレという関係。…真琴にとって、「男勝り女子」である亜子は真逆の好みらしく、近々お気に入りの女子とデートするという。亜子は密かに真琴に恋心を持っているのだが、それを口にしてしまったら……「真琴と一緒にいられなくなる」この関係はイヤだけど、辛いけれど、自分からは崩すことができないでいる。そんな矢先、真琴が彼女を連れて、亜子の勤める映画館へデートに現れた。真琴のシャツの裾を掴む彼女、そしてその手を優しく握ろうとする真琴。二人を見つめる亜子の目には、一筋の涙が、らしくなく頬を流れていった。
出版社勤めの夫・瑛人は多忙で帰宅はいつも深夜。愛情が冷めたわけじゃないけど、結婚3年目にしてセックス…レス状態。子供のいない我が家にちょくちょく来るのは、夫の弟で大学生の春馬くん。甘え上手な彼は、今日も夫の留守にアパートが断水だからとお風呂を借りにやって来た。「あなたのこと想像して、身体が火照っちゃった……」読んでいた週刊誌に書いてあったそんな台詞を、風呂上がりの彼に、ちょっとした悪戯心から冗談のつもりで言ったら……!?
バーを経営している彼氏の耕也は最近忙しくてデートもマンネリぎみ。刺激が欲しいわたしにバーの常連さんが…勧めたのは、恋人同士や募集中の人が集まり、日替わりでHなイベントが行われているというカップル喫茶。耕也と二人で薄暗い店内に入ると、さっそく恋人交換を持ちかけられたりして。でも耕也は他の男に触らせたくないと、ガラス張りの小部屋にわたしを連れ込むと、胸を鷲掴みにしてきて……。 わたしも、もう我慢がきかない!?
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